まほろばの里 山形県高畠町
山形県高畠町の歴史は、一万年前の日向洞窟に始まり、大立洞窟、一の沢洞窟、火箱岩洞穴等、東北地方最古の縄文草創期の土器発掘にその端を発する。
そして羽山、清水前、金原等町内全域に広がる古墳群、その数約200基に及び、この地に人間が定住し、次第に集落を形成してきた。
1600年代には幕府直轄領地であった歴史があり、当地は住みよい豊かな地で、稲作の外、果物も多く、ぶどう、さくらんぼ、りんご、ラ・フランス等、ほとんどのくだものが生産されている。山の恵みも豊富で、秋にはきのこの王様松茸、シメジなど、春にはタラノメ、ワラビなどが豊富に取れ、訪れる人々に独特の自然の風味を提供してくれる。